当時はあまり気にもしなかった事が、最近やたらと気にする事があります。
それは自分が助かった事。
屋根の上、360度海、水位は何処まで上がる?、建物が津波に耐えられるのか?など・・・。
今思うと「運が良かった」としか言いようがありません。
屋根から降りてからも、津波で浸水したエリアを瓦礫を越えながら自宅までライト類一切無しで夜徒歩で歩いた事。
時間帯が少しズレて、夜も津波は来襲しました。
これまた「運が良かった」としか言いようがありません。
自家用車は流したけど、命は残りました。
1日1日を精一杯!と今更気が付かされた次第です(^^;)
さて、よくメディア等で「〇〇で被災地を元気にしたい!」って事を見たり聞いたりします。
最初の頃は「何言ってんだい!」何て、ただただ批判的な気持しか湧かなかったけど、今は違います。
被災地を支える手段・方法・容はさまざまで、直接的なものもあれば間接的な物もあります。
被災地に住んでいる今自分に出来る事は何だろうと考えた時に、やはり趣味である釣りを通して何か出来ればと思います。
1つはブロブの右上、「がんばろう東北」の募金活動。
ステッカー購入の一部が募金される訳ですが、地元大船渡では僕以外に1台だけ車に貼ってあるのを見た事があります。
ちょっと嬉しくなりました♪
1つはこのブログを通じて三陸大船渡の釣りの魅力を伝える事。
昨年秋にキャッチした大船渡湾内でのシーバス。
こういったメディアに登場する事の無い情報です。
正直、お問い合わせのメールが凄かったです(笑)
しかしブログにもUPせず、釣果を隠して仲間内だけに教えてしまえばそれまでです。
あえて公開することで釣り人が増えれば・・・とUPした思いがあります。
また以前は狂っていた根魚も近年は完全に冷め切ってましたが、昨年晩秋からあえて再開しました。
理由は釣果をUPすれば、やっぱり釣り人が増えるかなと。
例えば内陸部から釣りにいらっしゃれば、コンビニや飲食店など利用すると思います。
これだけで被災地にお金が落ちるって事ですよね。
僕は自身がお隣秋田県へ遠征するのでよく分かります。
コンビニ・すき屋・出光宇佐美・天王くらら温泉、大体いつもこれだけ利用して数千円は使います。
シーバスシーズンともなれば、週末平日問わず、こちらから秋田県に向かう釣友達だけでも10名弱。
遠征組アングラー全体だと・・・、結構な金額になりますよね。
同じように大船渡に釣りに来ていただければ・・・と考える訳です。
釣りものが少ない厳寒期、根魚釣り好きなら”釣れてます”情報があればソコに行きたくなりますよね。
だからこれからも情報を発信し続けたいと考える次第です。
もちろんこれまで通り、釣れなかった情報も発信しますけど(^^;)
ポイント判らない!って方がいらっしゃいましたら、直接メールしてください。
メールでポイントだけ教えるって事はしませんが、都合を合わせて一緒に釣行してご案内しますから(^^;)
釣り人が増えるって事は、悪く言えばポイントの潰し合いって事にもなります。
いつもの釣友達にはとっても申し分けないm(__)m
でも彼等なら理解してくれると思います(^^)
長文乱文で失礼しましました。
さてここからは本日3.11の我が家のイベント。
3月11日は2番目の誕生日でもあります。
当時3歳だった彼に「震災を覚えているか?」と尋ねると「う~うん」と首を横に振られました(^^;)
そりゃそーだよね(笑)